「ファッションで個性は出せない」〜その理由を徹底検討
こんにちは、秋のバナナと申します。
今回の記事では個性とファッションの関係を検討していきます。
（※注意：筆者の私は「ファッション」を専門としている訳ではないので、一般の目線からの意見を紹介したいと思います。）
また、今回はオススメのファッションを紹介したりはせず、
ただ「ファッション」と「個性」の関連を考えていきます。
少しでも参考になる意見を発していけるように気をつけていきますので、
是非ご覧になって下さい。
目次はこちら↓
はじめに.「ファッションは個性を表す」という認識
街を歩いているだけでも、
多くの人がそこにいて
皆それぞれ違う服を着ています。
私は今、大学生なのですが、大学キャンパスでは
様々な学生が歩いていますよね。
普通はあまり気にしないかもしれませんが
私は、
「その人がどんな服を着ているのか」
が気になることが多いです。
ファッションをカテゴリ別に判別していくとしたら、
大体５つくらいのファッションのカテゴリーに分けられるのかな
と個人的に思っていますが、
ファッションは、その人自身の
性格・嗜好
のジャンルを表現していると思います。
だから
人が着ている服を見ていると
「この人はこういう人なんだろうな」
という勝手な妄想が膨らんできて、
勝手に楽しんでいます（笑
そして、世間ではよく
「ファッションは個性を表す」
という考え方がされていますよね。
あるいは
「個性的なファッション」というワード
は耳にすることがあると思います。
ファッションは、その人の性格を表す
↓
「ファッションは個性」
という関係があると推測されます。
でも正直、自分は
「ファッション」は「個性」ではない
と思います。
「ファッション」は「個性」ではない？
「ファッション」は「個性」を表すという
考え方は無意識のうちに受け入れられるほど
自然なものだと思いますが、
人のファッションを実際みて考えてみると
「個性」を表しているとは思いません。
先に結論からいうと
「ファッション」が表すのは
その人の「カテゴリー」
だと私は思います。
風景やテクスチャーの写真が使えるフリー素材のぱくたそ
「ファッション」が表すのは「カテゴリー」
というのも、先ほど述べたように
ファッションはいくつかにカテゴリーに分けられると思います。
具体的に例をあげてみると、
・真面目そうなシャツを着ている
・体育会系のようなTシャツ短パン
・ヒラヒラしたKpopのようなシャツとパンツ
・B-boyっぽい柄物のパーカー
・少年っぽいイラストTシャツ
という感じです。
（より粗くも細かくもカテゴライズできると思います。）
ここで注目して欲しいのは、
「〜のような」「〜っぽい」
という表現をしているところです。
ここが、人の性格・特徴としての「カテゴリー」を表します。
「真面目そうな」であれば
その人は「真面目」カテゴリー
「少年っぽい」であれば
その人は「少年」カテゴリー
というように、
ファッションが表すのは
その人の性格や内面からでる性質的な
「カテゴリー」
だと思います。
「カテゴリー」は「個性」ではない
そして
「ファッション」が表す
その人の「カテゴリー」は、「個性」ではありません。
なぜなら
「個性」がでる、というのは
「その人の『自分らしさ』が伝わる」ということですよね。
（Google検索では以下のような説明がされています。）
しかし
「カテゴリー」というのは
「その人がどのタイプに属しているか」ということです。
つまり、「カテゴリー」というのは
・その人自身の持つ特徴
・他の人とは違う部分
を表さないのです。
そのため、
「ファッション」が「カテゴリー」を表す
ということは
「個性」を表すとは
異なった意味を持っていると思います。
その人の「カテゴリー」を表すということ
上で述べたように、
その人の「カテゴリー」を表すというのは、
その人が「どのタイプに属しているか」を表していると考えられます。
例えば、
「彼は、Kpopアイドルのような格好をしている」
↓
「彼は、明るい・イケイケタイプの人」
という風な感じです。
（これは一例に過ぎず、イメージは人それぞれだと思います）
つまり、その人の「個性」を表してはいなくとも
その人の「方向性」
を表している、という点で
「ファッション」が与える「カテゴリー」
は重要性を含んでいます。
よりくだいて言えば、
その人のイメージ
を伝えるものですから
良くも悪くも
「ファッション」を変えれば
その人の「イメージ」を変えることにつながります。
そのため、「ファッション」が
「その人を表現する」ことにおいて
大事であることには変わりないことも念頭においておきたいところです。
「個性的なファッション」とは？
でも「個性的なファッション」ってよくいうじゃん！
と思われた方もいると思います。
しかし、「カテゴリー」の考え方からすると、
それは「個性的な」ではなく
「普通ではないカテゴリー」
に属していることになります。
（悪い意味は全く含んでないです！）
なかなか表現が難しいですが、
俗に「個性的なファッション」と評されているものは
簡単にいってしまえば、
「普通とは違う」ファッションですよね。
目新しい、奇抜な、珍しい
などの表現ができると思います。
そのような表現に当てはまる「カテゴリー」
というのが、
「個性的な」の正体だと私は考えます。
なので
その人が「普通」ではない人だ
という主張はできるのです。
「ファッション」で「個性」は不可能？
正直なところ
部分的に
「ファッション」が「個性」を表すこと
が可能であるとも私は考えています。
それは、ファッションに通じているorファッション専門
の人たちの中の関係においてのことです。
なぜなら、そのような方にとって
ファッションは意味を持ちますよね。
その意味を駆使して、
「自分らしさ」すなわち「個性」を表現できるとは思います。
しかし、多くの一般の人は
ファッションの意味を考えていません。
なので、多くの人にとっては
「ファッション」で「個性」を表現するのは
難しいと思います。
表現できるのは
「カテゴリー」であり、「イメージ」までである
という考えです。
「個性」はいつ発揮できるのか
着ている服で
「個性」を出せないなら
どうやって個性を出したらいいのか。
それは、
「あなたの思考」や「あなたらしさ」を
”言語化”できるツール
によって表現されると思います。
つまり、
発言・文章もそうですし、
描く絵、好きな食べ物
そして普段の振る舞い
などの要因が「個性」を表すのです。
自分の身に着けているものではなく
（「ファッション」ではなく）
あなた自身から発せられるものが「個性」を表すということです。
補足：個性がないという悩みはない
なので、「個性がない」と悩んでいる方が
少なからずいらっしゃると思いますが、
個性はない訳がないです。
「個性がない」と悩んでいるあなた自体が
「個性」なんです。
そのため、「個性がない」と悩んでしまっているなら
自分の行動などに目を向けてあげると
意外と簡単に自分に個性を認めてあげられると思います。
まとめ
ここまでで述べてきたように
「ファッション」
は「個性」を表さず、
その人の「カテゴリー」を表す
という考え方はいかがでしたでしょうか。
もしかしたら、見る人によっては
的外れだ！と思われるかもしれません。
そのような場合は、ぜひコメントなどで
意見を教えて欲しいです！
また、最後になりますが、
「あいつの着る服個性ないよな」
と言われたとしたら
「個性ない服着てること」自体が「個性」
だと思ってしまいます。
「個性」で悩んでいる方などがいらっしゃたら
ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ファッションの専門家ではないですが、
「ファッション」と「個性」の関係について考えるところがあったので
少しですが紹介してみました。
この他にも
自分を見つめ直すテーマの記事を書いているので
Twitterと併せてぜひチェックしてみてください！
